○巻き爪で食い込んだところが化膿してしまった時。。。
多くの方は、痛みが出たら、くい込んでいる部分の爪だけ切る!
そして、また食い込んで痛くなったら切る!
斜めに切る!
さらに、斜めに切る!!
という処置を繰り返す傾向があります。
その結果、どういう事が起こるかと言うと
●巻き爪がより進行します。
●だんだん爪が切りづらくなってきます。
●毎回、痛みの度合いが強くなってきます。
●自分での処置が難しくなってきます。
●食い込んだ部分が化膿し始めます。
深爪をしたり、自己流の処置で爪を切ったりしているとこのような状態になってしまい、困っている方がたくさんいます。
このように、食い込んだ爪が刺さって化膿炎症している状態を、『陥入爪』と言います。
○化膿すると痛みが強くなってくる
化膿してくると、中に膿がたまったりして圧迫されるため、痛みは強くなってきます。
ひどくなってくると安静にしていても痛い状態に。
触っても痛いし、さらにひどくなると、風が吹いても痛いなんていう方もいます。
そして、大きな問題が!
残念なことに化膿炎症している場合は、当院では施術することができません。
医療行為になってしまうため、医療機関で処置を済ませていただいて、化膿や炎症の症状を改善していれば、当院でも施術矯正が可能になります。
なので、ここまでひどい状態にしないという事がすごーく大事です!!
○化膿したときの応急処置
化膿とは、傷口が汚れたりしているとそこから細菌に感染して炎症を起こし、赤く腫れて痛みを生じ、膿が出てくる状態です。
これからお伝えするのは、あくまでも応急処置です。
処置後は速やかに医療機関を受診されることをお勧めいたします!
1.患部を石鹸で洗い流水でよくすすいだ後、清潔なタオルで水気をふき取ります。
2.マキロンやイソジン等の殺菌消毒液で巻き爪と膿の周辺を消毒します。
3.膿を出す必要のあるときは、お化粧用のコットンやティッシュなどで患部のまわりに適度な力を入れて膿を押し出します。
4.再度、殺菌消毒液で患部を消毒し清潔なガーゼ等をあてておきます。
上記は一般的な化膿の処置ですが、陥入爪の場合はガーゼ等で圧迫するとより症状が悪化するケースが多いので、押さえつけるようにはせず、乾燥させる方が予後が良好な場合が多いです。
治療が遅くなれば遅くなるほど、巻き爪や化膿、炎症も進行するケースもあり、よくなるはずの巻き爪もより治療が困難になることがあります。
○残念ですが…
残念ながら上記のような応急処置や、医療機関で化膿炎症を止める処置をしても、全く症状が治まらないケースもたくさんあります。
『えっ!』と思いますよね?
原因である刺さっている爪や食い込んでいる爪が除去できなければ、お薬なんて『焼け石に水』なんです。
○なので、さらに効果的な方法をご紹介します!!
それは、食い込んでいる爪をどうにかするのではなく、逆の発想で周りの肉をテープで引き下げてあげると言う方法です。
この方法、しっかりできるとかなり痛みが軽減します。
ここで肉を引き下げるテープはロイコテープをお勧めします。このテープは最強で、これを使うとしっかり肉を引き下げることが可能です。プロが使う特殊なテープなのでその辺では購入できません。
引き下げが甘いと全く効果が得られませんので、よいテープでしっかりと引き下げるのがコツです。
○巻き爪自体は、当院の施術でいくらでも楽にすることが可能です。
当院には長年巻き爪で悩んでいる患者様がたくさん相談にみえます。中には皮膚科や外科で治療してもらったにもかかわらず改善しなかった患者様もいます。
しかし、当院はあくまでも民間療法という位置づけなので、医療行為に呈する処置はできません。なので、日頃から助けてあげたいけど助けてあげられないというもどかしさを感じています。
○巻き爪で悩んでいる方にお願いです。
自分独自の判断で痛いのを我慢して食い込んだ爪を切っり続けたり、長期間放置するような行為はやめて下さい。結構大変な事になってしまいます。
早めにご相談いただければ、巻き爪自体はよくなります。
巻き爪は、対応が早ければ早いほど、短期間で簡単によくなりますよ。
香月 勇一(かつき ゆういち)
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※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。
福岡宗像巻き爪矯正センターの施術の特徴
巻き爪の悩みを解決をしたいけど・・・。
どんな治療なのか?どのくらい料金がかかるのか?など不安な方も多いと思います。
福岡宗像巻き爪矯正センターは、あなたの悩みを丁寧にお聞きし、原因や治療方法、料金をしっかりとお伝えいたします。
まずは、お電話でもメールでも気軽にご連絡ください。