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巻き爪ロボ、巻き爪ブロックを購入して自己矯正

巷には、巻き爪を自分で治療するための様々な商品が出回っています。

その代表格が今回来院された患者様も使われていた商品『巻き爪ロボ』と『巻き爪ブロック』です。

 

この商品は、爪の真ん中に支点を作って、ネジを回す事によって爪の両側を引き上げると言う原理です。

薄くて巻きの弱い巻き爪や、動きの良い巻き爪でしたらこの商品を使って十分良くなる事はあると思います。

ですが、この方法は結構強引な方法で、爪を無理矢理引き上げるので爪にはかなりの負担をかけます。また、力をかける方向性も良くないので、巻きが強くて食い込んだ巻き爪の場合は、特に爪に負担がかかる事が考えられます。

常時付けておく装具は、消耗品なので、すぐに伸びたりして使えなくなります。通販で販売しているので、リピーターになってもらわなければ売り上げに繋がらないので、当然ですが。。。

先日、来院された患者様の症例

先日来院された患者様は、ご自身で巻き爪を治そうと、『巻き爪ロボ』『巻き爪ブロック』を使って一生懸命頑張って矯正されていたそうです。

来院された時の状態がこちらです。

 

あれっ？普通に巻いてますね！！

患者様によると、この状態でも、最初の状態よりは良くなったそうです。

でも、頑張ってもこれ以上は変化しなかったので、諦めて当院に相談にいらしたそうです。

まずは、巻き爪の原因をしっかり説明します。

患者様の今の爪の状態をみながら、詳しく説明します。

その後、巻き爪の原因を説明して、納得して頂いたうで矯正を始めます。

今回の患者様のように、厚みがありしっかりと巻いている巻き爪の場合は、自己治療はなかなか難しいです。自分で矯正をすることで、より悪い状態になってしまう事もあります。

このサイトをご覧になっている方の中に、自分で・・・と考えている方はそのあたりのリスクも良く考えて、慎重に判断された方が賢明です。

当院には、様々な自己矯正、病院や治療院等で治療された方も沢山相談にみえるので、ひどい状態の患者様も沢山みています。

 

 

『ツメフラ法』で矯正を開始します。

巻き爪の原因や患者様の今の爪の状態を説明し、納得して頂いた上で巻き爪の矯正を始めます。

それから４０分後。

『ツメフラ法』で矯正した後の状態がこちらです。

 

だいぶ、見た目が綺麗になりました。

最初の状態と比べるとこんな感じです。

 

並べてみると、一目瞭然ですね。

『巻き爪ブロック』と『ツメフラ』は装具の見た目は似ている様に見えますが、実は全く似て非なる物なんですね。

装具の作りも素材も全然違いますが、一番の違いは巻き爪に対する考え方です。原因をしっかりと理解していなければアプローチが全く変わってきてしまいます。

今回、ご相談頂いた患者様も１回の矯正でここまでの変化が出ているので、次回来院される時までに、更に爪の変化が期待出来ると思います。

とっても楽しみです！

 

 

 

※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。