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巻き爪の手術『フェノール法』とは
『フェノール法』は巻き爪の治療法として医療機関で古くから行われている手術法です。
1.局所麻酔
2.メスを入れて、皮膚に食い込んでいる爪を根元から抜去します。
3.再び爪が生えなくするため、爪の発生元となる爪母をフェノールと言う薬品で腐食させます。
4.食い込んでいる爪を丸ごと切除する事で完治?なので、結果的に爪幅が細くなります。
以上が、巻き爪手術として一般的に行われている『フェノール法』の簡単な手順となります。
つまり・・・
「巻いてるんだったら、そこを切っちゃえば良いでしょ!そして、生えてこないようにすれば、もう巻かないじゃない!!」
簡単に言えばこういう事です。
※日本皮膚科学会のホームページでも、この方法は行わないように、すでに勧告されています。それにも関わらず、依然として、漫然とフェノール法が行われているのが現状です。
『フェノール法』手術を受けた後
当然、手術をすれば巻いている部分を丸ごと切除するので爪は巻いていない状態になります。
ドクターは満足!
患者様も巻き爪による痛みはなくなるから満足!(手術による痛みはしばらく続くかと思いますが)
手術を受けてから数年後
数年後まで巻き爪の手術をされた患者様の経過観察をされるドクターは少ないと思われます。何故なら、以前に巻き爪の手術を受けたと言う患者様が当院によくご相談に来られるからです。
手術を受けて治ったはずなのに、何故相談にくるのでしょうか?
どこかに
そうなんです、おかしいですよね!
爪の巻いた部分を切って、更に生えて来ないよう処置までしたのに、何故相談に来るのでしょうか?
そう、何かしら問題が起きているからなんです。
以前に巻き爪手術『フェノール法』を受けて、相談に来られた患者様
変なところから鬼の角の様なトゲのような爪が生えてきています。
人間の生命力は凄いもので、フェノールと言う薬液で細胞を破壊して爪が生えてこないようにしても、何年も経つと細胞が復活して、またこのような変形した鬼の角のような爪が生えてきてしまうんです。
たまに、このトゲのような爪が何処かに引っかかったりして痛い事があるようですが、残念ながらこうなってしまったものはどうしようもないのが現状です。対処法としては、引っかからないように処理し続けるしかありません。
手術したのにまた巻き爪!?何で?
『フェノール法』で手術をした患者様ですが、細くなった爪が、また巻き爪になってますよね。
せっかく巻き爪手術をしたのに、細くなってしまった爪がまた巻いてきてしまっています。
一般的に巻き爪の原因は靴による圧迫や加齢、運動、爪の切り方、ケガ等によるものと言われていますが、こういった方はそうではなく、巻き爪になりやすい爪の性質を遺伝的に受け継いでしまっている方に多く見られます。
このような爪の性質を持っている方は、巻いていたところに原因があると言うよりは、爪自体が丸くなる性質を持っているので、手術をしたとしても細くなった爪が更にグルングルンに巻いてしまって、余計に見た目が悪くなったり厄介なケースになる事が多く見られます。
巻き爪手術をしても、再び巻き爪になってしまう人の傾向
巻き爪手術の後に、細くなった爪がグルングルンに巻いてしまった多くの方は、親指以外の爪も丸みが強い傾向が見られます。このような方は遺伝的に巻きやすい性質の爪を受け継いでいる可能性があり、手術をしても更に状況を悪化させる確率が高いので注意が必要だと思います。
『フェノール法』以外にも手術法はあります。
鬼塚法
爪の巻いている部分を切除する方法。
【メリット】
●その時の巻き爪による痛みはなくなる。
【問題点】
●手術時、手術後にかなりの痛みがあるようです。
●爪幅が狭くなり、見栄えが悪くなります。
●足指に力が入りづらくなります。
●見栄えが悪くなった上に再発する可能性が高い。
ガター法
爪の切り方等の理由でトゲのようになった爪が皮膚に刺さり炎症(陥入爪)している場合や、指の大きさに対して、爪甲が大きい場合、爪が皮膚に引っかかってしまい、伸びる際にどんどん刺さってしまって炎症したりする場合に、爪の側縁を保護するためにゴム管を挿入する手術です。
【メリット】
●皮膚に刺さって伸ばせなかった爪が、伸ばせるようになる。
●肉芽(にくが・にくげ)を伴った陥入爪にも適応。
●炎症が急速に治まる事もある。
●爪母を傷つけないので、手術による見た目の悪さが比較的出づらい。
【デメリット】
●外れる事があるので、激しい運動は禁止。
●メスを入れる。
●対応している病院、医師が少ない。
『ツメフラ法』は手術した巻き爪でも、改善が可能です。
手術したのに再び巻き爪になってしまい、あきらめてしまっている方も多くいらっしゃると思います。
でも、諦めないでください!
ある程度までは改善可能な場合が多いです。
手術したのにまた巻き爪になってしまった方か『ツメフラ法』で矯正を開始した例をいくつか紹介します。
この様に、手術を受けた後に再発してしまった場合でも、上手く矯正する事は可能です。
でも、「出来れば手術を受ける前に矯正を受けてほしかった!」と正直思います。
香月 勇一(かつき ゆういち)
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※爪の硬さや変形の度合いにより個人差があります。
※あくまでも個人の感想で、効果を保証するものではありません。
福岡宗像巻き爪矯正センターの施術の特徴
巻き爪の悩みを解決をしたいけど・・・。
どんな治療なのか?どのくらい料金がかかるのか?など不安な方も多いと思います。
福岡宗像巻き爪矯正センターは、あなたの悩みを丁寧にお聞きし、原因や治療方法、料金をしっかりとお伝えいたします。
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